数理情報第3研輪講
日時 |
2012年7月17日(火), 17:00〜19:00. |
場所 |
東京大学 工学部6号館 235号室. |
講演者 |
馴松 晃治 (M1) |
題目 |
人工衛星観測データ復元問題に対する最適化モデリング(文献紹介) |
概要 |
本発表では磁気圏尾部観測衛星GEOTAILの圧縮データ復元問題の先行研究を発表する. 磁気圏尾部観測衛星GEOTAILは観測したプラズマのデータを地球に送信している. 日本では観測データを全て受信できるのだが、海外で受信する場合は圧縮データを受信する. 本研究はこの圧縮データの復元を試みる 田辺(2011)ではこれを整数計画問題とみなし解くことを試みている. 一方,村田、(2012)では整数計画問題を解くことをあきらめ、マルコフ性を持ったモデルを導入することで緩和問題を解いている. また,受信データの分布を考えることで復元精度の向上を試みた. |