数理情報第3研輪講
日時 |
2012年7月17日(火), 17:00〜19:00. |
場所 |
東京大学 工学部6号館 235号室. |
講演者 |
相本 佳史 (M1) |
題目 |
不連続Galerkin法入門 |
概要 |
本発表では微分方程式の近似解法のひとつである不連続Galerkin法の紹介をおこなう。 不連続Galerkin法とは、領域をメッシュで刻み、弱形式に直された微分方程式を不連続な試行関数で近似する手法である。 この手法の大きな特徴として近似解の不連続性があり、それによる安定性が長所となっている。 本発表では具体的な問題に対してこの手法を適用することで、 不連続な試行関数に対する自由度の決め方や散逸項の評価による安定性解析を紹介する。 |
参考文献 |
[1]``Discontinuous Galerkin methods" B. Cockburn, ZAMM Z. Angew. Math. Mech. , 83 (2003), pp. 731--754 |