数理情報第3研輪講
日時 |
2009年4月21日(火), 15:00〜17:00. |
場所 |
東京大学 工学部6号館 235号室. |
講演者 |
塚本 昌也(M1) |
題目 |
層間剥離を有する複合材料積層板の熱座屈に関する数値解析 |
概要 |
航空機,宇宙機に多く用いられる炭素繊維強化プラスチック(CFRP)積層板はしばしば層間剥離を生じ強度、剛性が低下する.本研究では層間剥離を含む異方性材料積層板が温度上昇を受けた場合の静的挙動解析を行った.仮想仕事の原理に基づく有限要素法により,座屈を含む板の変形挙動および剥離進展の指標であるエネルギー解放率を求め、剥離長さや上昇温度の厚さ方向分布が異なる場合の結果を比較する. |
参考文献 |
[1] H. Chai, C. D. Babcock and W. G. Kanauss, "One-Dimensional Modeling of Failure in Laminated Plates by Delamination Buckling", Int. J. Solids and Structures, vol. 17, 1981, pp. 1069--1083. |