自分用の tikz メモです．よろしかったらどうぞ．
素敵なことをご存じでしたら是非教えてください．ここに載せていきます．

• マルチカラムのデータから特定の列を選んでプロットする方法：どうやら少なくとも2つやり方がある模様．
  [1] index を使う．
  \addplot table[y index = 3] {data.dat};
  のように書く．これは，y座標データとして4列目を使えと言うこと（indexは0から始まる模様．トラップかー！）．x座標は何も指定していないのでデフォルトで1列目が選ばれる．
  [2] ラベルを付ける．
  まず，データファイルの1行目に，データと同じフォーマットで「ラベル」を書いておく．
  (例) t H Z
  データファイル自体をこのようにしておいて，tikzソースでは次のように書く．
  \addplot table[x = t, y = H] {data.dat};

• 図のラベルのフォントサイズを大きくする：
  \begin{axis}[options] のオプションで指定できる．まず，
  \newcommand{\pgflarge}{\fontsize{20pt}{20pt}\selectfont}
  のようにフォント指定のマクロを定義しておく，これを使って，[options]の中に一行，
  label style = {font=\pgflarge},
  を追加する．

• 自分定義の色を使う：これは，tikz環境の中だけでなく \usepackage{color}したときに TeX ソース全体で有効です．色々やり方はありますが，簡単なのは
  \definecolor{deepgreen}{rgb}{0,0.3,0}
  のようにやること．各パラメータは [0,1] 区間内で指定します．（[0,255]でやりたい場合は RGB と指定すればいい模様．）
  この色名は tikz 内でも使えます．緑はデフォルト green だと明るすぎてスライドとかで飛んじゃうので，これくらい深い緑が個人的にはオススメです．

• tikzの図をPDFにエクスポートする
  tikzはその場できれいな図を描くので便利なのだが，「描画が重い」「tikzを使わない人とソースを共有する」などの際には，tikzの図をPDF等にエクスポートし貼り込むと便利です．これは以下の手順でできます．
  1. まず，tikz環境下でコンパイルし図のPDFを生成する． これをやるために，TeXソースのプリアンブル，tikz周りあたりに次のコマンドを書く．

     \usetikzlibrary{external}
     \tikzexternalize[prefix=./figpdf/] % オプションはなくても良い．左記ではPDF生成フォルダを指定．

     この状態でコンパイルすると，図ひとつごとにPDFファイルが生成されます．pdflatex等でコンパイルが通らない際は，オプション –shell-escape を指定すると吉．

  2. 生成したPDFを普通に取り込む． includegraphicsとかでやってください．