差分法による偏微分方程式の解法とシフト作用素を導入した差分法

担当:石川一征(M1)
題目:差分法による偏微分方程式の解法とシフト作用素を導入した差分法

概要:
 偏微分方程式は様々な物理現象で多く見られる。その中でも現実問題として出会う問題の多くは複雑な領域の問題であり、厳密解直接求めるのは難しい。そこで近似的に解く方法として代表的なものの1つとして差分法がある。
 今回の発表では過去の修士論文の内容の紹介であり、シフト作用素を用いた新しい視点で考えた差分法についての紹介と評価を目的とし、その為に差分法の概要とそれによる近似解の安定性の評価の仕方を説明し、それを前提としてシフト作用素を使った差分法の紹介と実験結果の評価をしていく流れとなる。

参考文献 :
•応用偏微分方程式(河村 哲也 著)
•修士論文「偏微分方程式に対するシフト作用素を用いた差分法」(渚 有瓶 著)